戦前と土木のお話(2)
二冊目の本はコンクリートのお話。
あまりにマニアック過ぎてアフィリエイトにも非対応という非人道的な仕打ちをはてなダイアリーから被りながらの執筆になる。従って、Amazonのページに直リンクするより手段が無い。土木事業が基本的な社会基盤であるという書籍を読み終えたばかりなので、コンクリートに対する「萌え」が発露するのは日本男児としての当然の帰結と言える。今回は備忘録という意味合いが強く、本書の中を要点のみまとめてあり、所感もへったくれもないことを予め断っておく。
セメントベースの構成比率
セメントペーストのみでは高価である。
そのため、細骨材、粗骨材を追加する。
骨材は乾燥収縮、ひびわれ、クリープなどを抑制し、増量材だけでなく、品質改良の役割を担う。
劣化
セメントの劣化には主には次のようなことが原因となる。
ひびわれ、中性化、凍害、塩害、中性化
水和反応終了時に、セメント水和物と二酸化炭素とが結合して炭酸化合物を発生させる現象。
鉄筋の発錆により郷土が低下する。