「情報」と国家戦略

今日も書評を書くお。
とはいっても以前のもののコピペですがね。

「情報」と国家戦略

「情報」と国家戦略

情報戦略の重要性を実務経験のある著者が書いた本である。
現在の日本において情報戦略があまりにも軽視されているということが英国や米国との比較に基づいて述べられている。
また、面白いところでは、第二次大戦中の米国と日本との戦力の比較について述べている節がある。個々の戦車等の戦術面に関しては日本は極めて優秀であったが、戦略面では劣っていたということが如実に述べられている。
またそれが国民の先天的なものかという検証もなされており、検証の結果それは先天的では決してなく、文化的なものだと結論付けている。